R/C(無線操縦)も無い戦前のアメリカで大の大人が熱中したテザーカー。
小型のモデルカーに模型用エンジンを組込みワイヤーコントロールや
円周軌道上をハイパワーでぶっ飛ばすテザーカーレースは戦後の60年代
まで続いた大人や子供のホビーでした。
タイムを競うレースだけにエンジンのチューンや創意工夫は勿論のこと
ボディラインやメカ内部の美しさもオーナーの自慢を誇示するほど見事
なもので、現在ではかなり高値のコレクションアイテムになっています。
勿論、現在でも一部熱狂的な愛好家によるレース活動はYou Tube等で
も知ることが出来ます。
左の写真は1950年頃のちょっと変わったエア・エンジン?を搭載した
WOODETTE TORNADO#5エアテザーカーで昨年米国から直接購入
し、不動状態のものを最近レストアし走行可能にしたものです。
この動力機構は実に爆笑もので下記の写真にてご説明致します。